南丹市議会議員一般選挙に係る当選の効力に関する異議の申出およびそれに対する決定について

 令和4年2月6日執行の南丹市議会議員一般選挙(以下「本件選挙」という。)の当選の効力に関して、次のとおり公職選挙法(昭和25年法律第100号)第206条第1項の規定による異議の申出があり、令和4年3月8日付けで異議の申出に対する決定を行いましたので、お知らせします。

異議申出人および異議申出書を受領した日

 坂矢 一博(選挙人) 令和4年2月15日

主文

 本件の異議の申出を棄却する。

異議の申出の要旨

 申出人は、令和4年2月15日付けで提起された本件選挙に係る当選の効力に関する異議の申出において、当選人若井睦巳(以下「本件当選人」という。)の当選を無効とする旨の決定を求めるものである。

 その理由とするところを要約すれば、次のとおりである。

 本件当選人と落選した平野清久(以下「本件落選人」という。)との得票数の差は1票である。無効票とされた185票の中に本件落選人の有効票が存在しないか、また、有効票として各候補者の得票とされた票の中に本件落選人の票が混同していないか再点検をする必要がある。

 また、投票箱を開かんした際、投票用紙が作業台から床面に落下したが、開票に影響がなかったか調査が必要である。

決定の理由

 当委員会は、申出人から令和4年2月15日付けで提出された異議申出書の内容について、慎重かつ厳正に審理した。

 まず、本件選挙の選挙会については、選挙会の場所および日時の告示、開票の事務を選挙会の事務に併せて行う告示、選挙立会人の選任など、公職選挙法の規定に基づき手続が行われ、選任された10名の選挙立会人(本件当選人および本件落選人から届出のあった2名を含む。)の参会を得て、適法に開催されたものである。
 
 その選挙会における開票作業について、自書式投票用紙読取分類機により候補者毎に分類され、開票事務従事者2人1組で各1回内容点検を行った候補者の氏名、氏または名が明確に記載された票(あん分対象となる票を除く。以下「完全有効票」という。)については、選挙立会人の了解を得た上で、選挙長および選挙立会人に回付することなく集計し、得票整理台に整理した票を選挙長および選挙立会人は常時確認できるものとしており、10名の選挙立会人から完全有効票に関する異議はなかった。

 次に、疑問票については、当委員会の元事務局職員など選挙に精通した職員を配置した審査係に回付し、実例判例集や当委員会作成の疑問票判定資料を基に判断し、選挙立会人の意見を聴き選挙長が決定しており、選挙録の署名および押印時においても、選挙の結果に対して異議はなかった。

 投票箱を開かんした際、投票用紙が作業台から床面に落下した件については、床面に落下した票は直ちに回収し開票作業を行ったところ、有効投票と無効投票の合計は投票総数と一致していることから紛失した票はないため、当該行為が当選人の決定に影響を及ぼすものではない。

 以上のことから、選挙会における手続、決定内容について違法または不当な点はないことから、申出人が求める票の再点検の必要はなく、また、異議申出には理由がないと認められる。

 よって、公職選挙法第216条第1項において準用する行政不服審査法(平成26年法律第68号)第45条第2項の規定により、当委員会は主文のとおり決定する。

その他

 この決定に対して不服がある場合は、この決定書の交付を受けた日または公職選挙法第215条の規定による告示の日の翌日から起算して21日以内に、文書で京都府選挙管理委員会に審査を申し立てることができます。

お問い合わせ

選挙管理委員会事務局
TEL:0771-68-0002