新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、誤解や偏見により、感染者や医療従事者並びに感染者が確認された事業者やそれらの家族に対して誹謗・中傷やいじめ、差別的な対応といった人権侵害が増加しています。
また、こうした行動は人々の不安をあおり、感染が疑われる症状が出ても受診をためらい、結果的に感染が拡大するという負の連鎖につながります。
新型コロナウイルス感染症は、誰にでも感染リスクがあり、決して他人事ではありません。

考えてみてください。
「あなたやあなたの大切な人が感染者となり、それが原因で差別などの人権侵害を受け、傷つけられたとしたら・・・」

こういった不当な差別、偏見、いじめなどは決して許される行為ではありません。
今すべきことは、人権侵害につながることのないよう、公的機関が発信する正確な情報に基づき冷静に行動することです。
このような状況下“だからこそ”、真の意味で互いに支え合い、互いの立場に立つことができるはずです。私たち一人ひとりが意識することからはじめ、市民のみんなで「思いやりの輪」を広げ、この難局を乗り越えていきましょう。

戦う相手は、人ではなく“ウイルス”です。そして、守るべきこそが“人”なのです。

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人権政策課
TEL:0771-68-0015