園部藩立藩400年事業

園部藩立藩400年事業とは

 今年は、1619年に小出吉親が園部藩を開いて400年を迎える節目の年です。
 園部藩の領地は南丹市全域にまたがり、この地に点在する文化遺産が数多くあることから、市の一体感を象徴する取り組みとして、「園部藩立藩400年」をテーマにし、日本で最後に築城された「園部城」や日本最古の天満宮である「生身天満宮」も積極的に生かし、”ファースト天神、ラストキャッスル”をキャッチフレーズにまちのイメージづくりや情報発信を強化し、南丹市の知名度向上を図ってまいります。

 この事業は、一過性のイベントとして取り組むのではなく、恒常的な取り組みとして、また、市民や関係団体の皆さんと手を携えながら実施いたします。

園部藩 立藩400年の歴史

園部藩は1619年に初代藩主・小出吉親が出石藩より転封したことで成立しました。
小出氏はそれから約250年余り、国替えすることなく10代にわたって藩を治め、その藩域は現在の南丹市域のみならず、京丹波町や綾部市の一部にもおよびました。

実施予定の行事・イベントなど

森の京都「なんたん」カレッジ

 文献や遺物をはじめ、行事・祭礼・芸能・民話など今に残る有形無形の「もの」から地域の歴史学を学び、地域の観光ボランティアとして活躍する人材を養成するため、「公開講座(保存・継承)」と「地域学芸員養成講座(語り部・案内人)」の2講座を実施します。

  • 公開講座(保存・継承)
     一般住民を対象とした公開講座を開催し、文化遺産などに興味を持ってもらうことで、地域の文化遺産などの保存、継承に努める。
  • 地域学芸員養成講座(語り部・案内人)
     「住民一人ひとりが学芸員」を目指し、教育機関と連携したより専門性の高い地域学芸員の養成講座を実施して、語り部、案内人として活躍する。
    (受付終了しました)
森の京都「なんたん」ツーリズム
  • 園部藩のあゆみシンポジウム
     園部藩のお城や城下町の歴史文化を振返り、新たな文化や魅力を創造し、次世代に伝承するため、研究家を招いてシンポジウムを開催します。
    日時:10月27日(日) 午後1時30分~4時
    場所:南丹市国際交流会館 イベントホール
  • 蘇れ。生身天満宮祭礼絵巻(京都府暫定登録文化財)
     日本最古の生身天満宮に現存する祭礼絵巻に総勢500人に及ぶ豪華絢爛な神幸行列の様子が描かれている。この神幸行列は、昭和30年ごろまで実施されていた。その当時を知る人も少なくなる中、この神幸祭行列を復活する。
    (受付終了しました)
森の京都「なんたん」デジタルミュージアム
  • デジタルコンテンツの制作
    森の京都「なんたん」エリアの美しい自然・豊かな森に育まれた文化遺産や伝統文化、人々の暮らしの魅力を伝えるプロモーションビデオを作成する。
    園部藩ゆかりの文化遺産「園部城櫓門」をはじめ、政治機構や歴代藩主の功績、人々の暮らしを紹介する映像記録ビデオ「園部藩のあゆみ」を制作する。
  • 森の京都「なんたん」アーカイブシステムの構築
    森の恵みを生かした食や伝統文化、産業など森に包まれた暮らし方「森の京都スタイル」をネットワークを活用して、国内外に発信するシステムを構築する。

道路愛称を募集します

園部藩城下にあった2路線の愛称を募集しました。10月10日には、愛称の発表と園部ライオンズクラブから寄贈いただいた木製灯籠の設置をしました。
もっと詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

食で園部藩をPR

小出公地元の出石特産のそばと地元産品を組み合わせたメニュー「小出そば」。
道の駅「京都新光悦村」で食べることができます。

京都のお土産として有名な「京名物 井筒八ッ橋」。
井筒八ッ橋本舗 新光悦店とのタイアップで「園部藩 立藩400年」の文字を入れていただきました。
道の駅「京都新光悦村」で購入することができます。

園部藩御用菓子司であった「かどや老舗」。
唐板は、初代藩主・小出吉親の祖父が豊臣秀吉の朝鮮出兵に従軍した際、家臣が小麦粉とあめで作ったのが始まりとされる、ニッキ味のせんべいです。
今回は特別に「園部藩 立藩400年」パッケージを作っていただきました。
道の駅「京都新光悦村」で入手することができます。

お問い合わせ

秘書広報課
TEL:0771-68-0065