アライグマの捕獲事業について
野生化したアライグマによる被害が急増しており、対策が急務になっています。
アライグマは北アメリカ原産の動物です。日本では昭和52年にテレビアニメに登場し、ペットとして人気が高まりましたが、アニメのイメージとは違い気性が荒く人間に慣れないために、飼いきれなくなって野外に放されたり、手先が器用なため逃げたりしたものが野生化しました。
南丹市ではここ近年、アライグマが繁殖し増加傾向であるため、外来生物法に基づく防除実施計画を策定し、環境省からその確認を受けています。
この事により、次の流れで捕獲が実施できます。
アライグマによる農作物被害や家屋への住みつき被害発生
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南丹市農山村振興課に捕獲オリの貸し出し申請(誰でも捕獲することができます)
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捕獲オリを設置(貸し出し期間は2週間。延長は原則1回とさせて頂きます)
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捕獲された場合は農山村振興課(0771-68-0012)または各支所まで午前9時半頃までにご連絡下さい。(捕獲が夜間や土日祝の場合は、次の業務日まで日よけ等して安置して下さい)
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職員が回収にお伺いします
○上手にアライグマを捕獲するために
1.エサの選択:アライグマの好物は『甘いもの』『油っこいもの』と言われています、また腐りにくく管理が簡単なエサが求められるため、『コーン系スナック菓子』や、『揚げパン』や『ピーナッツ』などが適しています。
2.設置場所:アライグマの通り道に設置すると効果があります。家の柱を登って屋根裏に入ったり、縁の下へ入ったりしていますので、フンや足跡などの痕跡を探し通り道に設置します。
エサは周辺から入口、踏板、奥へと少量づつ撒いて誘導するとより効果的です。
○令和7年度から、アライグマ以外の動物が入った場合でも、ハクビシン等の害獣等の場合は市で回収しています。ただし、ネコなどの捕獲許可が出ていない動物はご自身で放獣してください。
○ネコが入る可能性がある場所では、コーン系スナック菓子のみをエサとして下さい。
○捕獲オリは強いバネを使用しており危険ですので、取扱いは十分注意して下さい、また子供がさわらないよう手立てをお願いします。
○捕獲後も子供が近づかないよう手立てを行い、オリに触れないようお願いします。オリの中で暴れる場合は、布や毛布でオリを覆うとおとなしくなります。
- アライグマ捕獲檻借用申請書兼誓約書 (Word 13.51 KB)
- アライグマ捕獲檻借用申請書兼誓約書 (PDF 231.55 KB)
- 【記入例】 (PDF 153.91 KB)
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農山村振興課
TEL:0771-68-0012

