【注意喚起】外来生物「ナガミヒナゲシ」を見かけたら要注意!
1. ナガミヒナゲシに注意
・ナガミヒナゲシにはアルカロイド性の有毒物質を含んでいます。 害虫や動物から身を守るための植物毒であるため、素手で茎に触ったり、折ったりすると手がかぶれるおそれがあります。 素手では触らないようにしてください。
2. 見分けポイント

花の色・形
・鮮やかなオレンジ~朱色で、花弁の中央に濃い赤茶色の斑点があります
・花径は2~5cm程度、花弁は紙のように薄く繊細
・4月から5月に花を咲かせます

茎と葉
・茎は細長く、全体に細かい毛が生えています
・高さは20~60㎝
・葉はロゼット状で、 葉には深い切れ込みがあり、明るい若草色をしています

・細長い円柱形で、高さは約2.5cm程度です。この果実の中には、芥子粒ほどの小さな種子が約1600粒も詰まっています。また、未熟な種子でも発芽力があります。
3. ナガミヒナゲシとは?
・学名:Papaver dubium ケシ科の一年草または越年生植物です。
・原産地:ヨーロッパ地中海沿岸
・日本への侵入経路:土壌や芝用舗装材に混入して持ち込まれたものと考えられています。
4. 発見したらどうする?
・手がかぶれる恐れがありますので、直接触らないように気を付けてください。
・軍手やゴム手袋を着用して根から引き抜き、ビニール袋などに入れて密封し、家庭ごみとして廃棄してください。
・「枝葉・草」の収集には出さないでください。チップ化やたい肥化といった処理では種子が生き残り、分布域を拡大させてしまう恐れがあります。
・株が多くて引き抜けない場合は、地上近くで刈り取ってください。
・果実が熟して上部にすきまができると種子が飛散します。熟す前に果実を刈り取ると、繁殖抑制に効果があります。
5. 注意点
・道路脇や公園などでは、ご自身含め安全対策に配慮した上で行ってください。
・私有地の場合はトラブルになりかねないため、所有者への声掛けに留めてください。
(※特定外来生物のような規制対象ではありません)
環境課
TEL:0771-68-0085