法定外労災保険の付保の要件化について

 公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を改正する法律(令和元年法律第35号)において、公共工事等に従事する者の業務上の負傷等に対する補償に必要な金額を担保するための保険契約(以下、「法定外の労災保険」という。)の保険料を予定価格へ反映することが、発注者等の責務として位置づけられました。
 これに伴い、南丹市が発注する下記の対象工事について、法定外の労災保険を付保する必要がある旨を特記仕様書へ記載しますので、付保していることが分かる保険証券等の書類の写しを監督職員に提示していただくようお願いします。

保険の概要

 法定外の労災保険は、業務上または通勤途上での災害により死亡、重度の身体障害を残したり、傷病の状態にある場合に、国の労働者災害補償保険(労災保険)の給付に上乗せして共済金を給付する補償制度です。

対象工事

 以下の基準書を適用する、全ての工事とします。

 (1)令和2年8月以降の土木工事標準積算基準書
 (2)令和2年8月以降の国土交通省機械設備工事積算基準
 (3)令和2年8月以降の公園緑地工事標準積算基準書
 (4)令和2年度版以降の治山林道必携
 (5)令和2年度以降の土地改良工事積算基準書

    ※建築工事については、引き続き対象とする。

設計図書(特記仕様書への明示)

 対象工事の設計図書に、法定外労災保険の付保について明示します。

保険の付保の確認

 工事請負契約書第50条(火災保険等)において、受注者が保険契約を締結したときは、その証券またはこれに代わるものを直ちに発注者に提示しなければならないとされています。これに基づき、受注者が、現場施工に着手するまでに法定外の労災保険への付保の状況を確認することとします。なお、保険期間については、工事着工の日から工事完成期限後14日までとします。

適用年月日

 令和3年4月1日以降に入札公告及び指名通知等を行う案件から適用します。

添付資料

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お問い合わせ

監理課
TEL:0771-68-0086