南丹市健幸なまちづくりのための受動喫煙防止条例が施行されました
健幸なまちづくりのための受動喫煙防止について
令和7年4月1日より「南丹市健幸なまちづくりのための受動喫煙防止条例」を施行し、吸う人、吸わない人の権利を尊重し、受動喫煙のない健幸なまちづくりを推進します。みなさまのご理解ご協力をお願いします。
受動喫煙防止、条例制定の必要性
受動喫煙とは、主に他人のタバコから出る煙や吐き出された煙を自分の意志とは関係なく吸わされることを言います。
喫煙も受動喫煙も、肺がん・心不全・心筋梗塞・脳卒中・乳幼児突然死症候群などの発症に深く関わっています。南丹市は、特に肺がんの死亡率が京都府平均に比べて高い傾向にあり、タバコを吸っている人だけではなく、吸わない人にも悪影響を及ぼしています。
こうした健康被害の防止のため、受動喫煙の防止に市全体で取り組む必要があります。
条例のポイント
1.加熱式タバコを含め、望まない受動喫煙を生じさせないよう努めてください。
- 特に、こどもや妊婦の方は受動喫煙の影響が大きいため、周囲の方は十分な配慮をお願いします。
- 道路や公園などの屋外の公共の場所で、歩行中・自転車などの乗車中にタバコをしてはいけません。
※改正健康増進法で、多くの利用者がいる施設では、屋内が原則禁煙となっています。
2.受動喫煙による健康への影響について、理解を深めましょう。
3.地域の美観を保つため、ポイ捨てがないようにしましょう。
4.市民や事業者が守るべき責務について定められています。
受動喫煙防止に向けたそれぞれの役割
市の役割
- 受動喫煙を防止し、住んでいるだけで健康で幸せになれるまちの実現を目指し、広報、啓発、助言その他の必要な施策を実施します。
- 市民、保護者及び事業者が行う受動喫煙の防止に関する取組みを促進するため、連携・協力し、施策の効果が最大発揮できるように努めます。
市民や保護者の皆さんの役割
- 受動喫煙による健康への影響について理解しましょう。
- 喫煙する際は、受動喫煙が生じないように周囲の状況に配慮しましょう。特にこども及び妊婦の周辺においては十分に配慮してください。
- いかなる場所でもたばこのぽい捨てをしてはいけません。
- 市内の道路、公園、広場、河川敷その他屋外などでの公共の場所において、歩行中又は自転車などの乗車中に喫煙してはいけません。
事業者の役割
- 受動喫煙による健康への影響について理解を深め、受動喫煙を防止するための事業所などの周辺環境の清潔保持に努めましょう。
- 事業所の敷地内において喫煙する人が、喫煙による迷惑行為及び、ぽい捨てを行うことがないように喫煙場所の環境を整備してください。
関連資料
ポスター
チラシ
条例本文
- 南丹市健幸なまちづくりのための受動喫煙防止条例 (PDF 119.60 KB)

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お問い合わせ
健幸まちづくり課
TEL:0771-68-0016