市道城南小山線の通行止めについて

市道城南小山線の通行止めについて

 令和6年11月1日から2日の豪雨により、園部町小山東町地内の道路、市道城南小山線の二本松頂上付近において、ブロック積擁壁のはらみ出しや亀裂、歩道路面の浮き上がりなどの地すべり兆候がみられたため、市道を通行止めとしています。

 被災箇所の復旧に向けては、国の災害復旧事業の採択などを検討するなかで、地すべりの発生メカニズムを把握するための観測を行っており、現地では地すべりの動きや地下水の水位を観測する機器を設置し、常時観測を行うことにより、どの深さで地すべりを起こし、どの範囲が動いているのかを調査しております。

 現在、その後の降雨により若干の地表面の変動は確認しておりますが、地中部の変動は確認できておらず、地すべりの発生メカニズムの把握には至っていない状況です。
 応急的対策による歩行者などの通行確保も検討しておりますが、現状では道路利用者の安全確保ができないため、通行止めを解除することはできません。

 今後、雨が多く降ると予想される7月頃まで観測調査を継続し、調査結果をもとに、最も効果的な対策工法を検討した後、復旧工事へと進めていくため、復旧完了までには長期間を要する見込みです。

 近隣の皆様、通勤や通学で当該道路を利用されている皆様には、道路の迂回などで大変ご不便とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんが、早期復旧に向けて調査・検討を進めておりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。                                   

※地すべりとは:大雨の降った後などに斜面の一部あるいは全部が、滑りやすい地層などを滑り面にしてゆっくりと斜面下方に移動する現象のこと

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建設整備課
TEL:0771-68-0051