Q83:学校でのマスク着用について

ご意見

 学校では、子どもたちにマスク着用が強要されています。
 感染症対策ということだそうですが、マスク着用が感染症対策になるという科学的な根拠を示していただけますでしょうか?
 また、元気な子どもたちがマスクを着用しつづけることによる様々な弊害がありますが、その辺りについてはどうお考えでしょうか?
 もうコロナで2年が経ちました。いつまで、この新しい生活様式を続けるつもりでしょうか。どういう状況になれば、解除されるのか、そこの目安がはっきりしないようでは、結局、いつになっても元に戻れないと感じていますが、解除になる判断基準があれば、お示しください。

回答

 新型コロナウイルス感染症に係る最初の緊急事態宣言が発令されてから2年が経ちましたが、終息が見えるどころか、ご承知のとおり、オミクロン株による10代以下の感染者数の増加により、本市においても年明けには、小中学校の臨時休業が相次ぎました。また、現在はオミクロン株の緩やかな減少傾向にあった中、新たな変異株が確認されるなど、今後も予断を許さない状況が続いています。このような中、本市の小中学校においても、国の示す指針に基づき、基本的な感染症対策の徹底を継続しています。
 マスク着用についての科学的な根拠をということですが、厚生労働省のホームページには、自分から相手への感染拡大を防ぐため、マスクの着用は重要とされています。長引くマスク着用により、子ども達への発達面の影響が懸念されるとのご意見があることは承知をしておりますが、今は一人でも多くの感染者を減らすため、また、互いの学びを保障するために、状況ごとに細かく決められた指針どおり、人との距離が十分とれない時など必要な場面では着用し、気温や湿度が高く熱中症のリスクが高くなるおそれがある場合や体育の授業などには外し、会話を控えるなどの対策を続けていくことが重要だと考えます。
 また、今後の対応につきましても、新型コロナウイルス感染症の動向を踏まえた、国の指針に基づき対応してまいりたいと存じますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
【参考】(厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け))
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q4-1

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