令和7年度 第6回南丹市健幸・食育レシピコンテスト審査結果について
南丹市では子どもたちが健康な食生活を考えるきっかけとなり、子どもたちのレシピが保育所・小中学校の給食をはじめ地域に広く普及し健幸なまちづくりに繋がることを目的として、小中学校の児童・生徒を対象に「南丹市健幸・食育レシピコンテスト」を開催しています。
第6回目のコンテストでは、南丹市で作られている食材を使った簡単減塩レシピ 505作品の応募をいただき、入賞作品を決定しました。
応募テーマについて
めざせ!なんたん「健幸」シェフ!~みんなのレシピで家族やまちを元気にしよう~「南丹市で作られている食材を使った簡単減塩レシピ」を応募テーマに、令和7年7月~9月に募集しました。
審査方法について
1次審査
南丹市立小中学校栄養教諭5名、南丹市教育委員会学校教育課食のコーディネーター1名、南丹市健幸まちづくり課管理栄養士1名による書類審査を行い、全体より10作品を審査基準に基づき入選作品を決定しました。
2次審査
審査員11名(南丹市商工会長、南丹市食育実践者理事長、南丹市食生活改善推進員協議会園部支部副支部長、健幸都市応援事業所代表、南丹市健幸まちづくり推進協議会代表、南丹食品衛生協会事務局長、南丹市立小中学校栄養教諭2名、南丹市教育委員会学校教育課食のコーディネーター、南丹市教育委員会幼児教育・保育推進課栄養士、南丹市福祉保健部長)による書類および試食審査を行い、入賞作品を決定しました。
審査結果について
南丹市商工会長賞、南丹市食生活改善推進員協議会長賞、健幸都市応援事業所賞、学校給食賞、南丹市食の生産者賞、南丹市健幸まちづくり推進協議会長賞、南丹食品衛生協会長賞、保育所給食賞を各1作品ずつ、南丹市20周年特別賞を2作品決定しました。
南丹市商工会長賞
減塩野菜チヂミ
南丹市立八木中学校 1年 八木 隆斗さん
たれには旨味成分がある昆布と鰹だし汁、酢、七味唐辛子を使い塩分を抑えました。すりおろしたじゃが芋を生地に混ぜることで、じゃが芋に含まれるデンプンでモチモチ感が増し、満腹感が得られます。
南丹市食生活改善推進員協議会長賞
トマトたっぷり夏野菜にこみ
南丹市立園部中学校 1年 松冨 穂乃佳さん
塩を使わず、素材の味を生かしました。また、カリウムが入っている豆を使用しました。ご飯にかけても良いですしカレー粉の量はお好みで量を調整しても良いです。夏野菜を沢山使って簡単に出来て具沢山で夏バテ防止になるのでオススメレシピで、季節によって野菜を変えても美味しいです。
健幸都市応援事業所賞
かつおだしととり肉のけんちん汁
南丹市立園部小学校 6年 東野 絢斗さん
鰹節でだしをとる事で塩を出来るだけ少なくしました。朝ごはんにピッタリな料理です。色々な食材を入れても美味しいです。鶏肉をごま油でしっかり炒めると美味しくなります。
学校給食賞
ごろっと口福汁
南丹市立八木中学校 2年 谷村 咲空さん
旨味の出るさつま揚げ、コクと甘みの出る甘酒を味噌汁に加えることで、味噌の量が通常の半分でもおいしく出来上がり減塩にも繋がります。この味噌汁は、「飲む点滴」と称されるほど栄養価も高く、コクや甘みを引き出す甘酒を加えています。甘酒やさつまいもの甘みを是非味わってください。野菜がゴロゴロと入っているので食べ応えがあり、季節によって野菜を変えても美味しくいただけます。飲むと口が幸せになる味噌汁です。
南丹市食の生産者賞
さといもととり肉の田舎煮
南丹市立園部小学校 6年 西 珠那さん
鰹節の旨味で調味料の量を減らせて減塩になります。野菜に味を染み込ますために調味料を入れたら落し蓋をします。一度火を止めて冷ます事で味が染み込みます。
南丹市健幸まちづくり推進協議会長賞
色とりどり!酢豚風!?野菜いため
南丹市立殿田小学校 6年 木村 和心さん
お酢を使うことで塩分を少なくできました。じゃが芋は後からトッピングとして入れても美味しいです。ご飯によく合いすぐに出来るのでお弁当のおかずにもなります。豚肉が長かったら半分に切ってみるといいです。大葉が好きな人は多めに入れると風味がさっぱりとしてとても美味しいです。ケチャップ味なので何にでも合いそうです。
南丹食品衛生協会長賞
カレー風味とり野菜いため
南丹市立園部中学校 2年 今西 昭仁さん
スパイス(カレー粉)を使うことにより塩分の調味料を減らすことが出来、生姜を入れることにより減塩でも味が引き立ちます。カレー粉や香味野菜の香りで塩が少なくても満足感が出ます。フェンネルの葉の代わりに千切りにしたしそや茗荷でも美味しいです。ご飯にのせてもおかずとして美味しいです。野菜もたっぷりとれて元気になれます。
保育所給食賞
野菜たっぷりチャプチェ
南丹市立園部小学校 6年 岼 心花さん
減塩のために少しの調味料にして野菜も多めに入れました。チャプチェなのでニラなどを使うところを他の野菜に変えて作ってみました。炒め物なのですがそれでも美味しく出来ました。
南丹市20周年特別賞
南丹宝菜
南丹市立八木中学校 2年 松本 紗枝さん
減塩するために鰹だしを使ったこと、南丹市で生産された野菜を沢山使ったことがポイントです。
ピリッ!とやみつき!粒マスタードのポテトサラダ
南丹市立八木中学校 3年 中嶋 稟花さん
減塩として粒マスタードとお酢で味にアクセントをつけ、仕上げのかつお節でうま味を取り入れています。粒マスタードの風味で少し大人の味わいのポテトサラダにしました。酸味も加わりさわやかな後味で塩こしょうやハム等の塩分がなくても満足できる一品です。マッシュする際に牛乳を少し加えると、よりクリーミーな食感になりパンに挟むのもおすすめです。
健幸まちづくり課
TEL:0771-68-0016

